



脱毛後の肌は非常にデリケートになっていて、念入りにアフターケアを行う必要があることはご存知ですか? ではなぜ脱毛後は肌が乾燥しやすいのでしょうか? フラッシュ脱毛においても、医療レーザー脱毛においても、照射をすることで肌は乾燥してしまいます。
エステにおけるフラッシュ脱毛と、クリニックにおけるレーザー脱毛を比較すると、やはり高出力であるレーザー脱毛のほうが肌へのダメージも大きく、施術後の肌の乾燥も大きくなります。
クリニックではレーザーによって毛根を焼き切ることで永久脱毛を実現しています。
もうひとつの理由は、照射によって毛穴が締まり、皮脂の分泌が悪くなること。
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実は乾燥している肌で脱毛の施術を受けると、通常時よりも痛みを感じやすくなります。 肌の水分量が高いと、フラッシュやレーザーが毛穴の奥まで届きやすくなり、脱毛効果が高くなることも期待できます。
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施術のときに乾燥している状態を防ぐため!と、当日に保湿クリームなどを使うのはご法度です。 施術箇所に保湿クリームや日焼け止め剤、制汗剤、虫除けスプレーなどを塗布していると施術を受けることさえできない場合があります。
これはサロンで用いる抑毛ジェルが肌に浸透しにくくなり、効果が表れにくい状態になってしまうためです。
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乾燥はだめなのに当日の保湿もだめだなんて....


施術後、ダメージを負った肌にしっかりと潤いを与えるのが一番大切なこと。 サロンで用いるジェルには抑毛効果はもちろん、美容成分も多く含まれています。
その夜のお風呂でも気をつけるポイントがあります。
1.長時間の入浴を避ける 入浴は15~20分程度にしましょう。 お湯の温度はややぬるめの38~39度が最もよいです。
2.ゴシゴシ洗いをやめる ゴシゴシ洗いは肌にとってはもちろん強い刺激となります。 体を洗う際のタオルやスポンジにも注意が必要です。 また、体を洗うときにタオルやスポンジなどを使う人は湯船につかるよりも先に体を洗うとよいです。
3.ボディーソープも刺激のないものに 用いるボディーソープも、できるだけ低刺激のものを選ぶようにしましょう。 また、すすぎのときにシャワーで流してもぬめりが残るようなものは避けたほうがよいです。
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ボディークリームはそもそも水分を肌細胞に留めるためにふたをする役割です。 しかし、脱毛後は肌に水分が足りていない状態です。
肌にしっかりと潤いを閉じ込めるために行いたいボディケアの一番のポイントは、 お風呂から出るときに体についた水分を拭き取らないことです。 これまではほとんどの人が体をタオルで拭いて、ボディクリームなどを塗っていたと思います。
お風呂場で手足を軽く振ったり、手で簡単に水気を払うなどしてからお風呂場の中でボディオイルを塗ります。 その後簡単に余分な水分を拭います。タオルでこするのではなく、ポンポンと押し当てて余った水分のみを吸収させるようにします。 仕上げにボディクリームを塗って水分を与えた肌にふたをしましょう。
すべてをお風呂場の中で行うのが一番理想的です。 |





普段から全身の保湿を欠かさない人であっても、なんとなくケアをしないままになっていることが多いVIO(デリケートゾーン)。 VIOの皮膚は顔の皮膚と同じように繊細で敏感。デリケートゾーンとも言われるほどデリケートな部分です。
一見湿度が高そうにも思えるVIOはなぜ乾燥してしまうのでしょう? 先にも述べたよう、VIOの皮膚は角質層が薄く水分を保持する能力が低いというのが前提としてひとつ。
ふたつめの原因は”皮膚の擦れ”。
1.毎日しっかり温め、保湿する 冷えや乾燥したお肌は固くなりダメージを受けやすくなります。
2.洗い方に注意 入浴の際はボディソープなどをよく泡立て、ナイロンタオルなどの固いものは使用せず、コットンや柔らかい布、または手でやさしくマッサージするように洗いましょう。
3.保湿クリームでしっかりケア 普段から使っている保湿クリームや、デリケートゾーン用のクリームなどを1日に2回塗りましょう。
4.脱毛はプロに任せる アンダーヘアの脱毛は、カミソリなどで自己処理するのはやめましょう。
5.天然繊維の下着を選ぶ 綿などの天然繊維はデリケートなお肌に直接触れる下着にとって最適な素材です。
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今日からはVIOもちゃんとケアしよっと~!